『山間の家』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
先日”気密測定”を行いました!
気密測定とは、住宅の隙間を測るという事です。
隙間の多い家はそれだけ家の中の熱が逃げたり、外部の熱の影響を受けやすくなります。
今回は その隙間面積を、引き渡し前の家がほぼ完成した状態で測ります。
まず、
↓給気口、換気扇の中を養生テープで塞ぎます
浴室の換気扇です。
これは明らかに設計する際に空気が抜けるのがわかっている箇所(計画的に空気を動かしている)なので、塞ぐんですね。
↓この機械で測定しますよ
↓気密測定スタートです
結果は…
↓C値0.5!
と言ってもピンときませんよね…。
C値と言うのは隙間の面積です。
ポイントになるのは単位の部分です、「㎠/㎡」とありますね。
これは住宅の面積「㎡」の中で隙間の面積「㎠」あるという意味です。
※単位がメートルとセンチメートルで違っていることに注意です
住宅の面積が「100㎡」で、隙間の面積が「50㎠」あるということになります。
大きさで示すと、10「m」×10「m」の中で隙間の大きさでいうと約7「cm」×7「cm」の隙間でした。
新潟県は寒冷地(北海道・青森県・岩手県・秋田県などです)ではないので、気密住宅と言って良いのは、
C値5.0以下です。
100㎡の中で隙間面積は22cm×22mc以内を目指すことになります。
イメージで書くとこんな感じです。
”いちけん”としてはC値1.0以下を目指していたので、一安心です😊😊
つづく。
第一建築業