『高田の家』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
↓大型パネルでの外回りが組み上がりました
防水シートと胴縁(どうぶち:外壁下地材)まで付いています。
↓継手は釘のピッチに注意しながら留めていきます
大型パネルでもパネルの継ぎ目は現場大工さんの作業でくぎを打ち込んでいきます。
パネル同士の継ぎ目は、大工さんが防水シートを張ります
↓水上・水下を注意しながら防水シートを張っていきます
基本的に水が入ってもいいように、防水シートは下から上にシートを張っていきます。
必ず上に張ってある防水シートが上に重なる様にしますよ。
↓防水シートの継ぎ目は気密防水テープで塞ぎます
新潟県は冬場は日本海から強風があります。
雨が風に飛ばされるように横殴りの雨になっても、防水シートの継ぎ目から雨が入らないようにするためのテープ処理です。
また、防水シートの継ぎ目をテープ処理しておくと、本来、外壁下地の通気層では夏場は外壁下地の内側で上昇気流を期待して、建て物の通気層で空気を移動させます。
防水シートの継ぎ目がテープ処理していないと、水上・水下の張り方から防水シートの内側に捲れるように風が入ってしまうのを防ぐ効果も期待しています。
18mm(実際は外壁の金具の5mmもあり23mm)の通気層の中で、できるだけ風の動きを妨げないようにする工夫です。
↓防水シートを貼り終えました
雨に当たることなく外壁下地まで完了しました。
つづく。
第一建築業