今日は新築の現場からです。
壁の断熱材が充填され、続いては換気設備の配管工事に入ります。
現在(2020年)、新築住宅を建てる場合は換気の計画を立てなければいけません。2003年に24時間換気が義務化されました。
簡単に説明すると、1時間に家の中の空気の半分を入れ替える必要があります。
その換気の仕組みは3つに分類されます。
第1種換気(機械による給気、機械による排気)
第2種換気(機械による給気給気、自然に押し出されて排気)
第3種換気(自然に吸い込まれて給気、機械による強制排気)
今までは第3種換気を標準的に使っていましたが、今回は第1種換気を採用しました。
機械式による給気と排気のシステムです。
そして、換気と一緒にパッケージエアコンも接続します。
↓こちらがパッケージエアコンと換気設備です。
エアコンは三菱電機、換気設備はスティーベルを採用しました。
↓天井に吊り下げられました。
↓そして、給気、排気、エアコンの配管が天井裏を回ります。
↓配管経路の現場確認中です。
↓1種換気の場合はこれだけの配管が床下から2階小屋裏まで回ります。
配管を隠すダクトスペースと点検のための点検口の計画が重要になります。
↓パッケージエアコンに配管が接続されました。
↓こちらは床下です。
ここは床下から暖房が出る口です。
床下まで暖気を回して、床から温めますよ。
つづく。
第一建築業