新築工事の現場からです。
建て方2日目です。
↓今日は反対側の風景です。
↓屋根下地の垂木(たるき)が掛かりました。
↓垂木の軒先を切って揃えます。
↓垂木の先に鼻隠し(はなかくし)が納まりました。
鼻隠しの納まりには『カネ』と『タチ』の2種類があります。
それぞれの違いは
カネ:垂木に対して垂直
タチ:地面に対して垂直
微妙な違いですが、弊社は基本的に『カネ』を採用しています。
見た目を言えば、『タチ』の方がカッコよい(主観ですが)のですが、『タチ』屋根からの雨水が伝わりやすく、鼻隠しの劣化がしやすいので、『カネ』で仕上げます。
↓続いて、垂木の間に通気層を作ります。
シルバーの材料が通気層になります。
↓室内側から見るとこんな感じです。
↓そして、屋根下地の構造用合板を敷き込みます。
↓屋根の頂点の棟(むね)部分は合板を張りません。
↓軒先側から通気層を覗き込んだところです。
頂上付近に明かりが見えますね、この30mmの空間を温まった空気が上昇して流れていく仕組みです。
↓そして、緩衝材のシージングボードを敷き込みました。
切りくずを掃除中です。切りくずをそのままにしていると屋根の上では滑りやすくなるので、事故を起こさないためにも屋根の上の清掃は重要な作業です。
↓板金屋さんに防水シートを張ってもらいました。
↓2日目で屋根下地まで完了しましたよ。
↓天気のうちに進められてよかったです。
最後に告知です。
いよいよ明日は最終日の25日(日)は省エネ見学会を予定しています。
マニアックな断熱、気密、防湿の見学会ですが、お時間の取れる方はお待ちしております。
つづく。
第一建築業