先回の外壁工事と同時期に、『外壁一部張替工事』も行われておりました。
↓ビフォーです
こちらの道路面の外壁を張替えます。
海からの潮風の影響があり、かなり痛みが出ています。
↓アップで見てみると
金属サイディングなのですが、金属がサビて穴が空いてしまっています。
お施主様曰く、お引き渡し後1年経過したくらいからサビが出始めたそうです。
↓給気口のアルミフードもサビていますね
↓水切りと外壁の下端はお施主様が定期的に塗装されていました
↓軒天(のきてん:屋根の裏側)を見てください
雨染みがあるのが分かりますか?
どうやら雨が漏れている可能性がありそうです。
では、施工開始です!
↓足場を組立て、
電気屋さんが吸排気口を外しています。
↓軒天を剥がしました
↓垂木の下の部分です
↓あれ。。。隙間が空いてる。。。
↓隙間から覗いてみると
中の断熱材が見えますね。。。
当時の天井に載せるグラスウールの場合は、隙間が多いので、熱が逃げやすいです。
そこにきて、垂木の間を塞いでいないので、隙間から熱が逃げていた可能性があります。
冬場に熱が逃げると外気と接する軒天の表面で結露が起きる可能性があります。
最初の軒天の雨染みは結露の影響かもしれません。
また、夏場も影響があります。
外壁の内側の通気層を暖かい空気が上昇する際に、軒天の有孔ボード(穴が空いている部分)から外部に空気が逃げるのですが、
垂木の間が空いているので、そのまま天井裏にも暖かい空気が入り込みます。
↓そこで急遽、垂木と垂木の間に断熱材を入れて、四方を気密防水テープで塞ぎました
↓もう1枚
面戸(めんど)とも言いますね。
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今週は、紹介していなかったリフォーム施工例を追加します。
リフォームWEEKです☆☆
本日追加したリフォーム施工例は、
『風除室』です♬
つづく。
第一建築業