先日お客様のお宅に訪問した際、こんな事をおっしゃっていました。
『昔の田の字造りの間取りで、和室はスースーして寒いのよ。
でも、畳が好きだからフローリングにはしたくないの。』
この話を聞いて、和室の寒さ対策について考えてみました!
1部屋丸ごと断熱工事も考えましたが、コストも日数もかかってしまうので、
床部の断熱・暖房に着目してみました。
床暖房は振動対策、防水機能、家具下の局部過熱など考慮し、200V電気式を選択しました。
↓上が通常の床組
↑下が畳敷き床暖房の床組
8帖全体の床暖房で、
1日8時間を30日連続で運転した場合の、1月の電気代は約¥7,250-です。
8帖で人がいる部分の床暖房で、
1日8時間を30日連続で運転した場合の、1か月の電気代は約¥5,793-です。
和室を床暖房にした場合の注意点は、畳の厚さです。
畳が反らないよう、厚みを考慮しなくてはなりません。
寒い部屋とあきらめないで、同じ悩みをお持ちの方は一緒に考えてみませんか?
リフォーム施工例を追加しました。
つづく。
第一建築業