『屋根改修工事』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
↓屋根の板金を剥がします
↓大工さんが集めている薄い木は”小羽”(こば)と言います
昔(今から30年前)は木羽を専用に作り、張る職人さんがいたそうです。
そして、
↓新しい大屋根を造り、
下地の構造用合板、シージングボードを敷き詰めます。
↓防水シートを張ります
ポイントは屋根の一番高い部分である棟(むね)を覆いかぶる様に防水シートを張ることです。
天辺で継ぎ目を作ると、もし雨漏りした場合に中に入ってしまいます。
それを防止するためにも棟部分に継ぎ目を作らないようにします。
板金を張って、
↓完成です
屋根は縦平ロックの板金屋根です。横葺き(よこぶき AT式とも呼びますよ)に比べ、雨の侵入の可能性が下がります。
また、落雪の目的もあるので、色はツヤありのブルーを選ばれました。
板金屋根は「ツヤあり」と「ツヤなし」が存在します。
ツヤありは見た目的に光沢があるので、デザイン的には少し気になりますが(ツヤなし(マットな感じ)の方が、デザイン的には良く見えます)、
ツヤありの方が、屋根が滑りやすいんです。
なので、落雪目的の場合はツヤありを提案しています。
↓同時に外壁工事も行います
外壁下地に構造用合板を張ります。
↓その上に防水シートを張り、
外壁下地の胴縁を取り付けます。
↓その上に外壁の板金を張ります
完成の前に、
↓もう一度ビフォーです
そして、
↓アフター
屋根が一つになりましたね。冬囲いの煩わしさも軽減されました😊
↓室内側です
広くなったので、収納として使用できます。
つづく。
第一建築業