第1644回:床下調査の現場の工事が始まっています
↓8畳と6畳の和室2部屋です
↓畳を剥ぎます
↓荒床(杉板)を剥ぎます
↓根太(ねだ)と大引き(おおびき)ですね
上の細い材料が根太で、その下の太い材料が大引きです
真ん中のブロックで囲われているのは、昔使用していた囲炉裏だそうです
地面を見てみると、白い部分があります。これは床下の湿気がカビを起こしてしまいました
立地環境の理由もあり、湿気で土台、大引き、根太が腐ってしまいました
このままでは積載荷重(人や物の重さ)で土台、大引き、根太が腐食によって折れてしまう可能性があるので、この下地を総とっかえします
そして…相変わらず写真は無く、工事は進み…
↓はい!
湿気などで腐食していた土台((基礎の上のに乗せる材料です)は湿気に強いヒノキ材へ)、大引き、根太を交換します
そして、大引きを支える床束は湿気対策とシロアリ対策(今回はシロアリ被害はありませんでした)でプラスチックの束へ交換します
↓根太の間に断熱材を敷きます
工事が進んでいたので、下からの写真で失礼します
断熱材を入れることで床下の底冷えを抑えること、また、湿気が直接、荒床まで上がってくるのを防ぐ目的もあります
↓その上に、荒床を乗せます
使用できる板は既存の板を使用し、傷みが激しいものは取り替えました
写真は無いですが畳を乗せて完成です
見えない床下の問題は普段の生活でも気づくポイントがあります
畳やフローリングで少し床が沈むと思ったら、床下に問題がある可能性があります
そのような場合はご相談ください
0;
つづく。
第一建築業