水道の排水管の経路についてです。
キッチン、お風呂、トイレ、洗面脱衣室などの使用した水を流す管を排水管と言います。
あまり気にされない配管の経路ですが、経路で色々な違いがあります。
↑今回は排水管の経路は家の外を通っていきます。
住宅の外を通る場合は地面の下に排水管を埋設します。
冬場、地面が凍った時に排水管が凍らないように凍結震度以下まで配管を埋めます。
その為、給排水設備職人さんが地面を掘削して、配管を埋設して、埋め戻す作業が必要です。
状況によっては住宅の中を配管が通る場合があります。
特に狭小地(狭い敷地)やリフォームなどで配管経路が確保できない場合は採用されます。
住宅の床下に埋設する為、地面を掘削したり、埋め戻したりの手間が削減されます。
しかし、床下を通るので、排水が流れるときの音がします。
その為、1階で寝室がある場合は床下の排水音を気にする必要があります。
また、配管で水漏れがあった場合は床下を通るので、メンテナンスはし易いですが、床下が水浸しになってしまうので、一長一短ですね。
状況に応じて、適正な経路の確保が必要です。
つづく。
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