今日は午後から「やりかた」作業がありました。
やりかたは基礎工事に入る前に、基礎の位置、高さ、通りを正確に出すために行います。
やりかたで使用するのは「杭(くい)」と「貫(ぬき)」です。
まずは既に完了している地盤改良の四隅を基に、杭と貫を並べます。
そして、かけやで杭を打ち込みます。
↑地盤改良体の位置から杭の打ち込み位置を確認して、打ち込みます。
通りをまっすぐに打つ必要があります。
つづいて、基礎の高さを出すためにレベル(水平高さ)を確認します。
レベルを使って、同じ高さをそれぞれ打ち込んだ杭に標していきます。
↑その高さに合わせて、貫を打ち付けます。
これで同じ高さを敷地内に標すことができます。
つづいて、トランシットを使ってカネ(角度)を調べます。
建物はだいたい四角形なので、縦方向と横方向がしっかり90度(直角)になっていなければなりません。
トランシットは角度を出す道具です。
↑位置を調整して、90度を貫に標していきます。
レベルと見た目は似ていますが、レベルとトランシットは別の道具です。
この後、図面通りに基礎の位置を標していきます。
高さと位置を測って、基礎工事に作業を繋げます。
ちなみに、レベルとトランシットを扱っていたのは設計兼現場監督の大関さんです。
↑ちなみに、午前中、大関さんのお子さんの「りく」くんが会社に来てくれました。
大事なカメラをお母さんと一緒に持って来てくれました。
ありがとうね。
つづく。
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