今日はリフォームの現場からです。
先週から始まった今回のリフォーム工事では目的が2つあります。
1つは普段生活している、リビング、そして寝室の断熱工事です。
新築当時は壁にのみ断熱材が入っているだけでした。
冬になると寒く、そして夏は暑い環境の改善をするための工事です。
新築では断熱材は住宅の外側の部分に断熱材を入れます。
1階の床下、2階の天井、住宅の外回りの壁に断熱材を入れます。
しかし、リフォームの場合は、新築と同じように断熱工事を行うことが容易ではありません。
「できない」とは言いませんが、予算も、工期もかかります。
そこで提案しているのが、「ひと部屋断熱」です。
家の中で生活の中心になっている部屋に断熱工事を行います。
そのひと部屋の天井、床、壁に断熱材を入れていきます。
工事費も抑えられ、冷暖房の効率も上がります。
↑これは壁に断熱材を入れた部分です。
ちょうど筋違(すじかい)があり、その部分は欠損になりますが、断熱材が無いときに比べると効果は期待できます。
最近では上から張るタイプもありますが、雨漏りや白アリ被害などが無いかを確認するためにも下地を剥がして行っています。
また、壁を剥がすことのメリットとしてはTVやコンセントなどの配置も変更できます。
無理やり延長コードで繋げていた、テレビ配線、エアコン配線の見直しもできます。
20数年経つと、使用する電化製品や家具も異なってきます。
そんな細かい部分の見直しにも最適ですよ。
つづく。
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