今日は午前中に建具の調整に行ってきました。
車庫の引き戸が擦れてしまい、動きが悪いとのことです。
↑車庫の引き戸なので大きく、重量もあります。
建具の動きが悪いときの調整方法として気になる点は。。。
1.戸車が故障している
2.建具自体が歪んでしまっている
3.レールが歪んでいる
があります。
↑まずは戸車の確認です。
↑戸車自体は大丈夫ですが、建具が水を吸って、かなり劣化しており、戸車が埋まってしまい、レールの上を走っていませんでした。
↑まずは戸車の調整です。
会社から持ってきた厚みの違うベニア使用します。
↑並べてみると厚みが異なります。
これを使って、戸車の高さ調整に使います。
↑ベニアを挟んで高さを調整します。
↑そして、今回は埋め込みのレールが歪んでいました。
車庫の場合、車がレールの上を乗るので車の重量でレールが歪んでしまったようです。
通り(レールをまっすぐみること)と少し曲がっているところがありました。
↑玄翁(げんのう 金槌のこと)で歪みを調整します。
完全には調整できませんでしたが、建具も軽くなり、レールの上を滑るようになってくれました。
つづく。
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