柏崎の善根(ぜごん)という地域なんですが、冬は雪が多いです。
各住戸でスコップやスノーダンプで雪をどかしたり、除雪機で飛ばしたりします。
しかし、敷地にも限界があり、雪を溜める場所がないところもあります。
そこで重要になるのが水路です。
U字溝に雪を入れて流していきます。
雪も重いので水量がないと流れていきません。
詰まってしまって道路が水浸しなんてことにもなりかねません。
なのである程度の水量を確保する必要があります。
しかし、すべての水路で水量が確保できないので、日数を決めて水が流れる日があります。
この地域では4日に1回水路を切り替えます。
この水路の変更作業は毎年順番で決まり、今年1年は我が家の番でした。
夜の9時以降から翌朝の7時までに水路を変えておきます。
↑積もっている雪をスコップでどかして、蓋をあけて鉄の板の向きを変えてあげます。
雪が多い地域なので、冬場の除雪作業は重労働です。
朝、車を出す前に自宅の玄関と車庫の除雪したり、夜帰ってから車を入れる前に除雪したり。
冬場の雪との付き合いは本当に大変です。
しかし、この雪が溶けた水源が川から田んぼに流れ、おいしいお米の大切な要素の1つになります。
見方を変えれば、この雪もこの地域には大切な資源の1つです。
除雪の苦しさばかり考えずに、秋の収穫の楽しみを考えて除雪をすれば少しは楽しくなるかもしれません。(無理かな。。。)
↑今日も氷点下の天気でした。
ニュースでは毎回、今年一番の寒波を更新している気がします。
春が待ち遠しいです。
つづく。
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