今日は外壁の張り替え現場からです。
既存の外壁を撤去して、雨漏りしていた箇所、過去に白アリ被害があった箇所の下地の修繕を終えて、その上から防水シートを張り終わりました。
いよいよ、外壁張りに入ります。
その前に高さの確認を行います。
既存住宅の修繕をする場合は、何度かの地震の影響、年数経過の影響で、建物に「ゆがみ」や「ズレ」が起きている場合があります。
今回の住宅は新築後、20数年経過しているので、高柳地震、中越地震、中越沖地震を受けています。
そのため、建物が少し傾いている可能性があるんです。
外壁は基本的に、下から上に張っていきます。
張り始めの位置を間違えると、途中で外壁の継ぎ目が広がったり、狭くなったりしてしまうのです。
そのため、レベルを使って、建物の高低差を確認する必要があるんです。
↑レベルを使って外壁の張り始めの位置を確認します。
↑反わかりにくいですが、張り始めの位置の墨出し(すみだし)を行っています。
銀色の防水シートの下のほうに黒い墨がついています。
この位置が1枚目の外壁の張り始めになります。
何事も初めが肝心です。
いよいよ、外壁張りが始まります。
つづく。
【第一建築業のホームページ】
https://www.dai1kenchikugyou.com/main/