今日はリフォーム工事の現場からです。
先週、屋根の張り替えが終わり、足場がかかって、外壁の撤去を行っています。
↑外壁を撤去しています。
アップにすると。。。
既存の板金屋根です。
表面の傷みがひどくなかったので、今回は張り替え対象外とした部分です。
これは屋根材と外壁材がぶつかる部分です。
この部分を「取り合い(とりあい)」と呼びます。
この取り合いの部分で気になる部分がありました。
屋根の板金材の直角に立ち上がっている部分が少し低いんです。
この立ち上がりが低いと、雨が吹き込んだ時に中に入る恐れがあるんです。
↑今回、屋根の張り替えをした時の板金屋根の立ち上がりです。
写真の撮り方が同じではないですが、立ち上がりが高いですよね。
塞いでしまえばわからなくなりますが、雨仕舞(あまじまい)で注意すべきポイントです。
今回の施工手順は
「屋根の張り替え」 → 「足場組立」 → 「外壁張り替え」
としています。
もし、
「足場組立」 → 「外壁張り替え」 → 「屋根の張り替え」
としたら、屋根の上に足場が載らず、キレイに施工できそうですが、これだと屋根の立ち上がり部分が外壁の内側にうまく挿し込み難いので、立ち上がりが低くなってしまうんですね。
それだと、雨が吹き込んで建物の内部に雨が伝う可能性が出てきます。
新しい屋根に足場を載せることになりますが、雨仕舞をしっかりするための施工手順です。
先ほどの立ち上がり部分は板金屋さんと相談して、手を打ちたいと思います。
つづく。
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