今日は新築工事の現場からです。
建て方の前段階、「土台敷き(どだいしき)」がありました。
言葉の通り、土台を基礎に敷きます。
基礎からはホールダウン、アンカーボルトの金物が取り付いています。
※第396回:アンカーボルトを参照
http://ameblo.jp/daiichi-nakamura/entry-11251766441.html
その金物に土台を緊結します。
↑これはドリルで土台に穴をあける、「座掘り(ざぼり)」作業です。
土台を基礎に緊結したら、土台の「通り(とおり まっすぐになっているかどうか)」をチェックして、ボルトを締めます。
ちなみに、土台は檜(ひのき)材です。
檜は油分が多いので、シロアリは好んで食べません。
今日のオフショットです。
↑写真は2階のトイレの棚の部分です。
水回りは必ず、「パイプスペース」という給水、排水の管が通るスペースが必要です。
トイレをすっきり見せる為に、壁の中に隠したり、押し入れやクローゼットの際に設けたりします。
設計者の考慮する部分ですが、今回は便器の後ろに設けました。
パイプスペースの上は棚にして、トイレ用品を置いたり、ちょっとした飾り棚に使えます。
ちなみに、右側の茶色いケースは予備のトイレットペーパーホルダーです。
つづく。
【第一建築業のホームページ】
https://www.dai1kenchikugyou.com/main/