今日はお寺さんで床下の現地調査を行いました。
照明と大工道具をもって床下に潜りました。
↑床下です。
だいたい、床下で90cmの高さがあります。
束柱(つかばしら石の上に乗っている柱)も5寸と太いです。
こちらの建物は160年以上前に建てられたそうです。
江戸時代の後期ですね。
↑これはこれは束柱にかかれている文字です。
右上には「柏崎市」と書かれています。
↑そしてこれには「又る八」と書かれています。
この「又る八」は当時の材料の使用場所を示す、番付(ばんづけ)だと思われます。
ちなみに、この番付は現代でも新築住宅を建てる際は使用しています。
仕事からは少し逸れてしまいますが、昔の人はこんな加工をしていたか!これはどうゆう事なのか?っと学ぶ事が多くあります。
暗く寒い床下も知識の宝庫です。
つづく。