昨日、お客さんから連絡がありました。
工事した部屋の引き戸が締めても少しだけ開くとのこと。
夕方、現場を終えてから、そのお客さんの所へ向かいました。
引き違い戸を締めてみるとちゃんとしまります。
お客さんとも立ち会いのもと、見たのですが、問題ありませんでした。
なんかの勘違いかな?と思い、昨日は帰宅しました。
そして、今朝、メールを頂いており、やはり引き戸を締めても少しだけ開いてしまうとのこと。
なんか怪しい。。。
もしかして、お化けか?なんて思ったり。。。
ちょっと早い、サンタクロースか?なんて思ったり。。。
(冗談ですよ)
そんな中、原因をつき止めてきました。
原因は「Vレール」でした。
「Vレール」とは建具の溝に埋め込むレールです。
(形がVの字をしているのでそう呼ばれます)
このVレールにすると戸車がVレールの上を走るので、引き戸を軽く開け閉めできます。
(引き戸と床面の摩擦力が小さくなります)
しかし、摩擦力が小さいので少しでも傾きがあると、引き戸は傾きの低い方に動いてしまいます。
今回はリフォーム工事で、建物に少し傾きがあった為、引き戸が動いてしまうという現象がおきたのです。
リフォームの場合、経年による劣化や大きな自信を受けたりしたため、住宅に少し傾きが生じている場合があります。
対応策として、鴨居(かもい 建具の上枠)に滑り止めを取り付けました。
これで引き戸を締めた時もバッチリです。
今回は急いでいて写真を撮り忘れた為、文章だけでのブログでした。
つづく。