今日は床の修繕がありました。
↑最近は珍しいPタイルの床です。
お話によると、冷蔵庫が故障していたせいか、長年、水が垂れており、それにより合板が傷んでしまったとのこと。
床の上に乗ると床が「ブワブワ」しています。
合板が水を吸って、剥がれてしまい、強度が落ちてしまったのです。
床をはがしてみると。。。
↑下地の根太材はほとんど傷んでいませんでした。
また、床下は砂地でしたが、とても乾燥しており、湿気による傷みやシロアリの被害も見当たりませんでした。
そしてこの根太材(ねだざい 横に入っている角材です)は18角(いっぱちかく)を使用していました。
18角(いっぱちかく)とは、建築の世界では尺貫法(しゃっかんほう)が利用されており、18(いっぱち)とは1寸8分(いっすんはちぶ)を指します。
メーター法で言うと、約5.4cm(54mm)になります。
18角は、5.4cm×5.4cmの材料になります。
お話によるとこの住宅は昭和39年に施工したとのこと。
私の祖父が建てた住宅でした。
こうやって大事に使って頂けるのは本当に感謝です。
50年近く経ってもまったく遜色なく使えるのは木材の良さですね。
(キッチンは一度、改修しているのでもう少し最近です)
↑シンクの前も水が飛ぶせいか、「ぶわぶわ」しており、合わせて修繕しました。
これから年末に向けてキッチン周りは忙しくなるので、頑丈に補強しました。
つづく。