秋晴れの1日となりました。
今日は土間コンクリート工事の現場からです。
↑コンクリートの間に線のようなものが見えます。
これは「目地(めじ)」と言います。
「目地」はコンクリートのひび割れを防ぐために入れています。
コンクリートを打つ前にある程度の間隔(これが難しいのですが、状況によって目地の入れ方は異なります)にこのように目地を施します。
目地は「緩衝材(かんしょうざい)」を挟んで作ります。
こうすることでひび割れの発生個所を誘発させます。
ヒビが出来るなら、ヒビが入る場所を用意しておく考え方です。
(誘発目地を入れても小さなひび割れは発生しますが、強度上問題はありません、また、土間コンクリートには中にワイヤメッシュという格子状の鉄筋も入っています)
角張ったところでは斜めに誘発目地を入れることもあります。
土間コンクリートの形に合わせて入れるものなので、場所場所で入れ方が異なります。
何の変哲のない、土間コンクリートも職人さんの個性が出てるんですよ。
つづく。