今日は朝から床下調査がありました。
床板がブワブワするとのことで、傷みがひどい箇所の修繕と併せて床下の調査を行いました。
床下に潜る際は、雨具、帽子もしくはタオルを巻き、長靴の装備で潜ります。
床下は以下の観点でチェックします。
・今回は土間が無いので、土の湿り具合
・木材(土台、根太、束、根がらみ)の腐りやシロアリの状況の確認
・束石から束が動いていないかの確認(地震によって揺さぶられてズレる場合があります)
・基礎のひび(クラック)が無いか確認
・小動物等が入る隙間が無いか確認
10数年前に建てたのでしょうか、床下にはコンクリートの土間が無いので、土の湿気が上がってきます。
それの湿気によって床板が傷んでしまったようです。
今回は予算もあり、傷みがひどい部分の改修でしたが、床下点検口を設けて今後のメンテナンスができるようにしました。
今では床下をコンクリート土間にするのは一般的ですが、当時はまだ採用されていない建物もありました。
それぞれの時代で家づくり(今回は家ではないですが)も変化しています。
軸はブレないように、でも変化を受け入れれる自分でいたいと思います。
つづく。