『性能向上リノベ』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3351回:『性能向上リノベ』2階の窓入れ替え(YKKap)
2階の工事が続きます。
↓まずはビフォーです
もともと山小屋風の仕上がりの2階の書斎部分でしたが、今回、こちらに天井を作りたいと要望がありました。
個人的にはせっかく、丸太梁やベニア仕上げが飴色に経年変化しているからそのまま使った方がよいとご提案させていただきましたが、丸太梁の埃の掃除が大変でどうしても天井を作りたいとのことでした。
家づくりでは1つの機能(今回で言えば、丸太梁の吹き抜け天井)に対して、メリット・デメリットが必ずありますので、優先順位を明確にして工事をすることは重要になります。
天井が低くなることで、空間の体積が減るので、温熱環境の改善にもつながります。
↓それでは天井工事に入ります
↓丸太の下で天井下地を組んでいきます
↓天井はクロス仕上げです
白系のクロスなので、明るくなりましたね。
↓吹き抜け部分には小屋裏収納部分がありましたので、開閉できる建具を計画しました
↓天井に引き戸を付けましたよ
↓続きまして、入り口のドアの工事です
入り口の建具が昔の1.8mの高さの建具でしたが、お施主様の身長から頭が当たりそうになるので、建具を高くしたいとの要望がありました。
壁を部分的に切断して、建具を高くするようにします。
↓高さを高くして、建具枠を取り付けます
↓無垢の枠材なので、塗装仕上げしてもらいます
↓そして、建具屋さんに新しい建具を取り付けてもらいます
↓2mの高さのドアなので、出入りがしやすくなりました
↓最後にエアコンのクリーニングです
リノベ後の冷房の効き目はばっちりとのことでした。
つづく。
第一建築業
ブログ
Blog