解体の現場からです。
解体作業も終盤に入りました。
上の写真は便槽(べんそう、昔の汲み取りタンク)の跡です。
井戸や池、そしてトイレの便槽を埋める時はこんなコトをしています。
昔から水回りには神様がいるとのことで、無闇やたらに埋めてはいけないと言われていたそうです。
そこで、埋める際には「梅(うめ)」と「葦(よし)」の枝を用意して、その穴に一緒に埋めてあげます。
「梅(うめ)」と「葦(よし)」だけに、「梅(うめ)て葦(よし)」、つまり、「埋めて良し」と言われています。
少しダジャレっぽいですが、昔からの習わしです。
つづく。