『上原の平屋』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3332回:『上原の平屋』地盤改良(環境パイルS工法)
基礎工事が始まる前に、建物の位置と高さを出します。
その工程を”遣り方”と言います。
↓住宅の大きさより2尺(75cm)外側に杭を組んで貫を打ち付けます
写真ではもう杭と貫が出来ていますね。
この貫の高さ基準にして基礎の高さを出します。
そして、貫板建物の芯の位置を出します。
建物には厚みがあります。柱の中心の位置を芯として、その芯の位置を貫板に墨出しします。
上の写真は、トランシットを振り、貫板(ぬきいた:地面と水平の板です)に基準の建物の芯を出していますよ。
↓竹内君がトランシットを振り、村山さんが印をつけます
トランシットで正確な角度(90度)が出るので、その角度を基に貫板に建物の芯の位置を書き込みます。
↓地盤改良の木杭の上を、基礎の芯が通ります
↓遣り方、完成です
この後、掘削に入ります。
つづく。
第一建築業