『性能向上リノベ』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3327回:『性能向上リノベ』DKと和室の解体工事
解体が終わり、復旧作業に入ります!
↓床下地を組んでいきます
土台(基礎の立ち上がりの上に乗せる材料)は生かし、プラ束・大引き(束の上に乗せる材料)・根太(大引きの上に乗せる材料)は新しくしました。
↓もう1枚
↓キッチン側は配管も新しくします
腐食のある柱は交換できないので、隣に新しい柱を添えて補強しました。
↓根太と根太の間に、断熱材(ミラフォームλ)の厚み50mmを充填します
根太の間隔は455mm間隔です。
↓こちらはDK側です
和室側より、根太のピッチ(間隔)が狭くなっています。
これは洋室の場合は床にフローリングを採用しますが、フローリングを固定する際に、根太間隔で釘を効かせるためです。
↓断熱材の継ぎ目は、ウレタンを吹いて気密断熱処理を行います
リフォームの現場でも断熱気密の処理は最大限対応しますよ。
↓キッチン側は、床下地として構造用合板を敷きます
↓和室側の床下地は、杉板を敷き込みます
↓部屋の間仕切りの部分にはグラスウールを丸めて詰めます
床下から冷気が上がってこないように、グラスウールを充填します。
こちらの処理は『気流止め』といいます。
壁の間から不要な熱(夏は熱気、冬は冷気)が動かないように処理しますよ。
つづく。
第一建築業