耐震補強の現場からです。
耐力壁の設置も進み、室内の内装下地を貼っています。
写真は下地の石膏ボードです。
石膏ボードは火災が発生した場合、延焼をくい止める役割を果たします。
壁材は釘、もしくはビスで打ちますが、この壁下地作りでもっとも大切なのが釘、ビスのピッチ(間隔)です。
石膏ボードや構造用合板などは面材と云われますが、この面材の強度は「材料の厚さ」と「ピッチ(間隔)」で決まります。
(材料の等級も関係ありますが、複雑になるので省きます)
ピッチは150mm(寸法はミリメートルで表します)です。
(色々な規定があり、200mmでいい場合もあります、2×4の場合は100mmだったり、外周と内周で異なったりします)
石膏ボードも大切な壁です。
クロスで化粧してしまってはわからなくなりますが、見えないところの施工状況でした。
つづく。