今日はメンテナンスの現場からです。
お施主様から換気扇の動きがおかしいと連絡を頂きました。
伺ってみると、換気扇から『ゴー』というすごい音がしていました。
2018年秋に納品したので、まだ、使用して4年半くらいでそんなに音がするのかな?と現場確認すると、すごい音が鳴っていました。
至急、メーカーに修理の依頼です。
↓実際の音を確認してもらい、換気乾燥暖房機を取り出していますこちらはLIXILのスパージュです。
↓換気乾燥暖房機を取り出しました
↓分解してみます
↓今回の音の原因は、右側のモーターですメンテナンスの方と話すと、モーターの色がおかしいとのこと。。。
↓左が既存のモーターで、右が新品です確かにモーター周りのコーキング(?)の色が飴色になっています。
4年程度でこんなになるのかと質問すると、やはりモーターに負荷が掛かっていたようです。
※ちなみに、お大きさが違って見えますが、遠近法ですよ。
今回はリクシルの長期保証サービスに加入していたので、無償交換で対応してくれることになりました。(よかったと思う反面、4年程度で壊れるのであれば、長期保証に入っていないと怖いですね。。。)
↓モーターを取り替えました
そして今回、LIXILの修理業者さんに教えてもらったのですが、LIXILの換気乾燥暖房機(max製)は引き戸が完全に閉まった状態だと気密が高く、換気扇が空気を吸う際にモーターに負荷がかかるとのことです。
↓ 実際に中に入って引き戸を閉めるとモーター音が強くなりました中の空気が足りない(専門用語で『負圧(ふあつ)』になると言います)とモーターが空気を引っ張ろうと負荷がかかるようです。
↓対策として、引き戸を10cm程度開けた状態で運用してくださいとのことでした
もちろん、お風呂に入っているときは閉めてくださいね。
つづく。
第一建築業