今日は屋根替え工事がありました。
もともとこちらの住宅は瓦屋根だったのですが、今回、板金屋根に交換することになりました。
左側が瓦屋根で、右側が板金屋根の下地の状態です。
瓦と板金、どちらが良いのか?っと聞かれることがあるんです。
板金屋根の方が軽いので、建物事態の重さが軽減されていいじゃないと言われます。
確かにそうです。
板金屋根は軽くなります。
その為、柱や壁の負担が減ります。
建物にとっては良いことです。
しかし、板金屋根にも弱点はあります。
それは「音」です。
その「音」とは、「雨音」です。
板金屋根はどうしても音が響きます。
下地に音を軽減させる、シージングなどの下地を敷いていますが、やはり、瓦屋根の方が静かです。
瓦屋根で暮らされていた方は結構、気にされます。
今回は写真の左側は寝室の屋根の為、瓦の交換はしませんでした。
元も子もないですが、「瓦」と「板金」どちらが優れているという訳ではありません。
用途に応じて使い分けるべきだと思っています。
そんな提案をしていきたいと思います。