写真の材料は「差し」と言います。
柱の中間部分に刺さる形で取り付きます。
「胴差し(どうさし)」とも呼びます。
(こちらが正式名称ですかね、大工さんは「差し」と呼びます)
現在リフォーム中のこちらの住宅、今から100年以上前に建てられたそうです。
(リフォームをしながら今まで大切に住まわれてきました)
つまり明治時代の建物です。
「明治維新」も「世界大戦」も「新潟大地震」もみんな経験してきたことになります。
すごいです。
建物を建てる上で基準になる建築基準法よりもはるか昔に建てられた住宅です。
今の大工さんたちも昔の大工さんに感心しながら工事しています。
昔の職人さんは100年後にどうなっているかなんて考えていたんでしょうかね。
浪漫です。
これからもう100年語り継がれる家にしたいと思います。