今日は玄関のリフォームです。
写真は玄関の引き戸の上の部分です。
木材に溝が彫ってあるのがわかるでしょうか?
この部分が「しゃくり」です。
「しゃくり」は仕上げ時の「見栄え」を良くしますし、
溝に別の部材を差し込んで部材同士の「咬み合わせ」を良くします。
「仕上げ」でも「下地」でも効果的な加工方法です。
しゃくりには「ちりじゃくり」、「あいじゃくり」、「塗りじゃくり」など色々な場面で使われています。
また、「親方、そこのぶぶん、しゃくっておいてください」という風に動詞にもなります。
今回はこの「しゃくり」部分に仕上げ材の「額縁(がくぶち)」を差し込みます。
どんな風になるかは次回ご報告します。