今日は耐震補強工事の現場調査に行ってきました。
耐震補強工事もリフォーム工事になりますが、普通のリフォーム工事とは異なります。
個人的な意見になりますが、この2つは考え方のスタートが違うと思っています。
普通のリフォーム工事は今の住宅では「生活(間取りが不便、寒いなど)」に問題があるので、理想的な住宅にしたい、その際、住宅に「強度」を持たせて工事をすること。
耐震補強工事は今の住宅の「強度」に問題があるので、強度を向上させたい、その際、快適な「生活」に近づける工事をすること。
(耐震補強の場合は、耐震診断士による調査を行い、診断結果をもとに住宅の耐震補強工事を行います)
「生活」も「強度」もどちらも大切な要素なのですが、どちらの観点から工事をするかで工事の内容が異なってきます。
お客さんとも色々打ち合わせしてきました。
写真は住宅の小屋裏です。
50年以上前に組まれた、りっぱな小屋組みでした。