カーポートのコンクリート打設しました。
こちらは昨年の12月に新築住宅の引き渡しを行いました。
カーポートの組み立ても行っていたのですが、12月初めからの雪の為、コンクリート打設を春まで待って頂きました。
コンクリートの打設で注意することとして、打設後は、コンクリートが軟らかいので、硬化するまで待つ必要があります。
これを「養生(ようじょう)」といいます。
この養生期間に注意することとして、温度があります。
コンクリートの温度を2度より下げないようにするということです。
冬場は雪も降ったり、急に雨が降ったりと天気が安定しません。
特に山側の地域は、突然大雪が降って、そのまま積ってしまう可能性もあります。
また、夏場は逆に暑すぎてしまう時は、水をまいて温度調整します。
(場所によっては水で浸すこともあります)
コンクリートって繊細なんです。
今回は施主さまに了解を頂いて、春のコンクリート工事とさせて頂きました。
待った甲斐もあり、快晴の中の工事になりました。
写真は左官職人さんが木鏝(きこて)と金鏝(かなこて)で仕上げ中です。
カーポートがうまく日差しを避けてくれるのでいい環境で工事できました。