『ログハウス工事』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
今回、このログハウスで弊社が問題になっていると判断したのは以下の3つです。
↓1つ目は手すりの継ぎ手部分です
手すりの下桟を固定しているビスが直接、ログに貫通していて、そこから漏水を起こしています。
↓数年前にも同じようなことでウッドデッキの手すりを修理しました。
手すりやパラペット、笠木などは外部の防水処理の対応を間違えると、漏水により木材を一気に腐食させてしまいます。
↓2つ目はログ(丸太)のサネ部分です
サネとはログの継ぎ目についているこちらのボッチです。
今回はサネがそのまま残っています。
サネがそのまま残っていると、雨が降った時にサネの内側に雨水が溜まってしまいます。
↓溜まったサネの水は、ログの中へと侵入していきます
そしてログの中で腐食していきます。
↓もう1点はログの継ぎ手です
ログが積み上がっていますが、ログのサネの部分にコーキングガされていないので、雨水が入り放題です。
以上の3点を改善します。
まず
↓ログの腐食している所を撤去していきます
ログを撤去してみると、予想以上の腐食がありました。
ログを吊っている金物も錆て、ネジ山も残っていませんでした。
つづく。
第一建築業