色々な分野で地震の影響が伝えられています。
建築の業界でも同じです。
その中で、構造用合板という材料があります。
これは木を「大根のかつらむき」のように薄くむいて、それを何重にも重ねたものです。
住宅の壁下地、床下地、屋根下地として利用しています。
強度があり、施工しやすい、現代の住宅づくりにおいてとても重要な材料です。
この構造用合板を作る企業が震災にあわれた、宮城県の石巻で多く生産されいるのです。
その為、構造用合板不足は大きな問題になっています。
これは仮設住宅を建てる際も必要な材料なんです。
工事が始まっている現場ではお客さんに迷惑がかからないよう、材料調達に尽力するとともに、
改めて、無駄にしないように材料を大事に施工していきたいと思います。