今日は高気密高断熱住宅の光熱費についてです。
第3100回:『太陽に素直な家』光熱費の発表2022年8月編
↓こちらが2022年9月の電気代です。
16,835円でした。
先月(2022年8月)が22,480円でしたので、先月から25%くらい減りました。
昨年(2021年9月)は17,676円でしたので、昨年から5%くらい減りました。
↓こちらが電気代の内訳です。
使用電力量は483kWhです。
そのうちのエアコンの使用電力量は。。。
↓8月17日からのエアコンの使用電力量です。
↓9月14日までの使用電力量です。
この期間のエアコンの使用電力量は149.6kWhになりました。(先月より163.0kWH減りました)
全体に対するエアコンの使用電力量の30.9%でした。(149.6/483kWh)
先月はエアコンの割合的には35.8%でしたので、4.9%くらい減りました。
ここで、2022年4月から9月までの半年間を2021年の電気料金と比較してみたいと思います。
↓こちらが2021年4月から9月と2022年4月から9月までの半年の比較です
電気の使用量は
2021年4月から9月は3518kwh
2022年4月から9月は2967kwh
と約16%減っています。
電気の料金は
2021年4月から9月は104,014円(電気使用量:3518kwh)
2022年4月から9月は102,335円(電気使用量:2967kwh)
電気使用量は16%減りましたが、金額は2%(約1,700円)しか減っていません。
大きなポイントは『燃料費調整額』です。
この『燃料費調整額』は発電にかかる燃料費です。
2021年は半年で-5,721円(マイナスなので、電気料金は減額になります)
2022年は半年で+9,921円(プラスなので、電気料金は増額になります)
そうすると、2021年と2022年の半年で電気料金が15,642円増額になったことになります。
コロナ禍⇒ウクライナ侵攻⇒円安と色々な要因が電気料金を上げている要素だと思いますが、節電しても昨年と同額なので、家計の圧迫はわかりやすく出ていますね。
↓続きまして、こちらが2022年9月のガス代です。
7,457円です。
ガス使用量は40㎥です。
先月(2022年8月)が7,140円(39㎥)でしたので、先月とほぼ同じくらいのですね。
昨年(2021年9月)は5,211円(40㎥)でしたので、使用量は同じですが、金額は43%上がっています。
ここで、2022年4月から9月までの半年間を2021年のガス料金を比較してみたいと思います。
↓こちらが2021年4月から9月と2022年4月から9月までの半年の比較です
ガスの使用量は
2021年4月から9月は374㎥
2022年4月から9月は380㎥
と1.6%の差でほぼ同額ですね。
ガスの料金は
2021年4月から9月は45,423円(ガス使用量:374㎥)
2022年4月から9月は64,588円(ガス使用量:380㎥)
使用量はほぼ同額ですが、ガス代は19,165円上昇しています。
43%上がっています。
ガス代はわかりやすく『㎥単価』が毎月25から33%上昇しています。
また、昨年は『乾太くん(ガス乾燥機)』を入れた、『カラッと割(ガス代の10%)』がありましたがそれが無くなったのも大きいですね。
高性能住宅の1つの魅力である、光熱費の削減は過去年と比較すると、増加が目立ちますが、
同じ年月に断熱レベルが高い家と低い家だと価格の違いは出ると思います。
今後も引き続き、光熱費発表は続けたいと思います。
モデルハウスのページの一番下でアパートと新築(2021年度と2022年度)の料金比較を行っています。
毎月更新予定ですので、たまにご覧ください。
つづく。
第一建築業