今日は『太陽に素直な家』の外壁の変化についてご報告したいともいます。
2020年8月に工事を始めて、もうすぐ2年が経過します。
今回は杉板の杉板の外壁を無塗装で仕上げています。
当初は会長や大工さんには、塗らないのか、色々提案をもらったのですが、無塗装で進めました。
実はその前に弊社の事務所を杉板で張り替えたのですが、塗った方が良いとのことで塗っています。
自宅なので、自己責任だし、無塗装の風合いの良さを見ていただく良い機会だと思い、無塗装で仕上げています。
杉板外壁のメリットとしては、材料がなくなることがないので(山に木がある限り)部分修理が可能です。
窯業系や鉄板サイディングは経過年数によって、デザインのパターンによっては同じデザインがなくなります。
だいたい、早ければ15年から20年後に部分張替えになります。
その時にデザインや色が合わなくなるので、予算を考えて、張替えや塗装を選択することになります。
そして、無塗装のメリットとしては数年たつと、グレー系に変化します。
無塗装であれば、部分張替えをしても、数年で同系のグレー系に変化しますので、全体の色もそんなにきにしかくてよいです。
塗装すると、雨掛かり部分から色が抜けていきます。
色が抜けた部分があると、見窄らしく見えてきて、また塗装が必要になります。
早い場合は5年から10年サイクルで塗装し続けるループに入るので、費用もかかります。
無塗装であれば、変化を楽しみながら、費用も抑えることができます。
そんな外壁の変化をお伝えしたいと思います。
↓こちらは2020年11月の施工中の風景です
↓そして、こちらは2020年12月の足場撤去後の東南面です
↓こちらも2020年12月の西面です
どちらも杉板の薄茶色の赤と白です。
↓そして、2020年から2021年の1年目の越冬です
この年もたくさん雪が降りました。。。
↓こちらが2021年6月頃の正面東側です
玄関の庇が掛かっているところと掛かっていないところで、色の差が出てきています。
↓こちらが2021年6月頃の南面です
↓南面にはキッチンのレンジフードの排気があり、少し汚れが出ていますね
↓触った感じではべとべとしていないので、油汚れではなさそうですね
↓こちらは西面です
全体的に薄くなってきた印象です。
太陽に当たり具合で色が飛んでいるのかもしれません。。。今後は写真の撮り方も注意が必要ですね
↓2021年6月(外壁を張ってから6か月経過)の北面です
見た目としては北面が一番グレー系に薄くなっていたと感じました。
↓2021年10月(外壁を張ってから10か月経過)の西面です
場所によっては黒ずでいたり、グレーになっていたりします。
↓2021年10月(外壁を張ってから10か月経過)の北面です
ここが一番グレー化していました。
窓下は雨が掛から内製化、色が残っていますね。
↓こちらは2021年12月(外壁を張ってから12か月経過)です、ここから雪の季節に入ります
↓2022年2月です、落雪屋根なので、南と東面は1階窓くらいまでは雪が積もります
外壁が雪に接触するので、これも杉板の表面に影響を与えていると思います。
↓そして、ここからは2022年5月末(外壁を張ってから1年5か月経過)の東面です
↓東面のアップです
杉板の下側からグレー化していますね。
↓2022年5月末(外壁を張ってから1年5か月経過)の南面です
庇が掛かっていない部分の方がグレー化しています。
↓2022年5月末(外壁を張ってから1年5か月経過)の西面です
西面は窓が無いので、色むらが少ないかと思いきや、グレー化している部分がまばらですね。
↓2022年5月末(外壁を張ってから1年5か月経過)の北面です
西面と変わらない感じですが、実際に目視をすると、北面が一番グレー化していますね。
今後もレポートをしていきたいと思います。
つづく。
第一建築業