『荒浜の農園事務所』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
外回りの事をご紹介しておりましたが、本日から室内工事をご紹介したいと思います。
本日は1種換気工事です。
2003年の建築基準法の改正で、すべての建築物で24時間の換気が義務付けられました。
室内の空気環境が悪いと、建材に含まれるホルムアルデヒド(現在は制限されていますが、ホルムアルデヒドなどの飛散量は0ではありません)や室内のカビやダニなどによる健康障害が発生しやすいです。
それを改善するために24時間換気が義務付けられました。
しかし、気密性の低い住宅だと、建物に隙間が多いので、換気計画を立てても、計画通りの換気ができない場合が多いです。
(隙間が多いので、想定外に換気されているので良いという考え方もあります、しかし、その場合は隙間から熱が逃げるので、温熱環境的には負荷がかかります)
室内環境の工場にも気密性の高い建物はメリットがあります。
1種換気とは、給気と排気を機械で強制的に行います。
そして、今回は全熱交換タイプです。
換気によって失われる熱(温度)の90%を回収し、さらに湿度の67%を回収することによって室内空間を快適にします。
そして冷暖房に必要なエネルギーを削減します。
↓こちらが1種換気の機械です
今回は、ローヤル電機さんです。
↓ダクトを加工中です
↓本体を天井に固定します
梁に吊ってある状態です。
↓ダクトをつなぎ配管を分岐していきます
つづく。
第一建築業