本日はリフォームの現場からです。
12月も中旬を過ぎ、年末に向けて大掃除を始められる方も増えてきたのではないでしょうか?
和室の建具の動きが悪いとのことで、建具屋さんと伺ってきました。
↓こちらが動きの悪い障子戸です。
↓引き戸が3方向あり、柱1本で上から荷重を支えています
過去に中越地震(2004年)と中越沖地震(2007年)の大きな地震を受けていることもあり、柱回りが下がったようです。
↓こちらが施工前の障子戸です
戸と柱の間に隙間が空いていますね。
それでは調整に入ります。
↓鴨居ジャッキを掛けて、鴨居を支えます
↓鋸で切り取ります
↓そして、カンナで削ります
↓使うカンナは手前が際カンナ(『きわかんな』と読みます)、そして普通のカンナです
↓調整後はこんな感じです
隙間なく、締まりました。
木製建具はこのように調整できることがメリットの1つですね。
つづく。
第一建築業