今日はリフォームと言うよりは修理の現場からです。
↓こちらです。
これは和室の床の間の床板です。
既製品の床板ですね。
複層べニアの床板で、たぶん、床下の湿気を長年吸って、べニアが肌別れしてしまったと思われます。
↓もう1枚
張替えを勧めましたが、高齢者世帯で、住宅にかける費用を抑えたいとのことで、ナカムラも初めてでしたが、簡易補修してみました。
↓継ぎ目に養生テープを張って、木工用ボンドを中に注入します
奥の方まで肌別れしていたので、『これでもかっ!』ってくらい詰め込みました。
↓そして、こちらです。
大工さんに構造用合板で作ってもらった、工具入れです。
こちらに入っているのは。。。
↓和室用の『鴨居ジャッキ』です
このジャッキを使って、押さえつけますよ。
↓下には集成材の板を置いて、鴨居ジャッキを掛けます
これは中にバネが入っているので、上下に押し付けます
↓こんな感じですね
木工用ボンドが硬化するまで、丸二日待ちます。。。
↓鴨居ジャッキを取り外すと完成です
木工用ボンドは硬化すると透明になるので、継ぎ目にある程度きれいに仕上がりました
ポイントとしては養生を剥がすときに、きれいにはみ出た木工用ボンドを除去することですね。
お施主様にも喜んでいただき、よかったです。
つづく。
第一建築業