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第2779回:『太陽に素直な家』夏の表面温度について(屋外)

今日は『太陽に素直な家』で測った表面温度の紹介です。

 

光熱費は別途紹介していますが、実際の温度の紹介です。

 

測定日は2021年7月30日(金)

時間は12時頃です。

24節気の『大暑』ですね。

 

↓iPhoneの温度計は御覧の通り

 

↓まだまだ温度は上がります

 

↓12時の外観です。

窓回りは庇が効いていて、しっかり日射遮蔽ができていますね。

(ホントは簾を掛ける予定でしたが、まだ大丈夫そうなので取り付けていません。。。と言うか、家の手入れがまだできていないのがホントの所です。。。)

 

では、いろいろな表面を計ってみました。

 

↓こちらはアスファルトの表面温度です。

57.4度!

 

↓こちらはコンクリートの表面温度です。

44.2度で、アスファルトより10度程度低いんですね。

 

↓こちらは庭の土の表面温度です。

アスファルト(57.4度)>コンクリート(44.2度)>土(38.1度)の順番ですね。

 

↓そして、1階の庇の中です。

 

↓こちらは庇の中のコンクリート(日陰)の表面温度です

31.0度と日が当たっていないと、外気温と同じくらいですね。

 

↓つづいて、外壁(南面)の表面温度です

38.1度です。偶然、土と同じ表面温度でしたね。

 

↓そしてこちらが外壁(南面の日陰)の表面温度です

32.6度でした。

日陰の方が15%くらい温度が低くなりましたね。

 

↓ちなみにこちらは外壁(北面)の表面温度です

32.5度でした。日陰であれば、方位による差はあまりないようですね。

 

↓つづきまして、南面(日陰)の窓の表面温度です

トリプルガラスで29.5度でした。

 

↓こちらは南面の庇の屋根の表面温度です

59.8度で、アスファルトと同じくらいの温度でした。

 

↓参考までに2019年9月17日11時05分に測った瓦屋根の表面温度です

68.3度でした。日時(7月末と9月頭)による差、色(白と黒)による差、素材(板金と瓦)よる差がありますので一概には言えませんが、選び方によって建物の受ける熱は違いましたね。

 

次回は室内の温度の紹介をしたいと思います。

 

つづく。

 

第一建築業

 

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