今日はリフォームの現場からです。
解体が進んでいます。今回は和室から洋室へのリフォームです。
今回は昔からの和室でしたので、伝統的な真壁(『しんかべ』と言います、柱が見えていること)、床柱(『とこばしら』和室の格を示す、化粧の柱です)、目透かし天井(『めすかしてんじょう』と言います、薄い板で化粧の天井です)、障子戸と和室を構成する要素がたくさんあります。
和室としては素晴らしいですが、今回はベッドが置ける寝室にするためにフローリングに模様替えをするので、真壁、床柱、目透かし天井、障子戸が残ると部屋の雰囲気を整えるのが難しいです。
そこで、壁と天井もすべて撤去して、作り直すことにしました。
↓解体途中です。
1本見えるの柱が床柱です。
↓そして、壁面に収納スペースを作るので、柱の位置を変えて、梁(『はり』と言います)を補強します。
こちらは柱を取り出す前にパイプサポートで梁を支えています。
↓柱を抜きます。
柱は抜いてもパイプサポートで既存の梁を支えています。
↓そして、柱を抜いて、補強の梁を架けます。
↓パイプサポートを抜いて、梁を架けます。
↓柱の位置を変えて、床柱も普通の柱に入れ替えが完了しました。
つづく。
第一建築業