今日はビルドインガスコンロの入れ替えの現場からです。
↓ガスコンロで火が出ないと連絡があり、伺いました。
こちらは2009年製のハーマンのビルドインガスコンロです。
ガスコンロの下にコンビネーションレンジが付属しているタイプですね。
↓タイマー部分にエラーコードが記載されていました。
エラーコード51です。
ホームページで調べると、『グリル下火用電磁弁回路故障検知』と出ました。
電磁弁の故障です。
2009年製なので、11年経過しており、メーカーの担当者に(出張費を支払って)現場に来てもらい、部品のあるかどうかを確認しなければいけません。
そして、部品が無い場合は、修理を終了して、新規入れ替えの段取りに入ります。
11年経過していると内部の部品はあるかどうかが『賭け』になります。
部品があれば、最小限の修理費で納められます。
部品が無いと、新規入れ替えになります。
今回は11年経過しており、調理器具が使えない不便さと今後、別の部品の劣化等でまた交換する可能性も鑑みて、新規入れ替えを選択されました。
↓そんなわけで、さっそく新しいビルドインガスコンロを発注して、取替えを行いました。
↓今回は下にコンビネーションレンジがついており、排気部分はビルドインガスコンロと兼用になります。
なので、ガスコンロのガラストップを開けて、コンビネーションレンジの排気も接続しなおします。
↓入れ替え完了です。
今回はノーリツのピアットです。
↓後継機種でもあるので、着火ボタンもラウンドタイプで使い方も同じです。
↓グリルプレートが付いてきます。
上蓋は油跳ねガードです。
ガスコンロの場合は使用期間によって、修理か取替か判断が難しいところですので、お施主様の要望と状況を総合的に判断してご相談にお答えしています。
つづく。
第一建築業