今日は和室のリフォームの現場からです。
第2591回:和室のリフォーム工事(竿縁天井⇒目透かし天井)
天井の目透かし天井が仕上がったら、続いては壁の工事です。
↓施工前の壁です。
↓もう1枚、施工まです。
土壁で今から40年以上経過しました。色も褪せてきており、ボロボロ落ちるようになってきたので、壁はクロスで仕上げることになりました。
↓クロスで仕上げれるように壁に下地材を張ります。
べニア板です、厚みは12.5mmです。
真壁のまま、柱の間にべニアを張っていきます。
お客さんも聞かれますが、べニアと構造用合板の違いについてです。
大きな違いとしては構造用合板は耐力壁として使用できます。
新築等で地震に耐える壁として使用できるのは構造用合板です。
それに対して、べニアはクロスなどの表具の下地として使用できます。
構造用合板は表面に凹凸があるので、その上にクロスを張ってもきれいに仕上がりません。
下地の凹凸が出てしまいます。
同じ厚みでも金額的にはべニアの方が高いです。
今回はクロスの下地なので、べニアを使用します。
↓柱内に収まるように加工して張っていきます。
↓べニアが仕上がりました。
↓こちらもべニアが張りあがりました。
↓そしてクロスの下地のパテを入れてもらいます。
ビス穴やべニアの継ぎ目にパテを塗りこんでいきます。
つづく。
第一建築業