今日は弊社事務所のリフォーム工事後の庇効果について書いてみたいと思います。
第2486回:庇の効果~事務所の外壁工事のその後1~(2020/05/14)
南南西に窓を多く配置している弊社事務所での庇による日射遮蔽効果確認です。
実験の日は6月24日(水)です。
今年の昼間の時間が一番長い夏至の日が6月21日(日)から3日後です。
天気は晴れときどき曇りでした。
日の出時刻: 4時23分。
日の入時刻:19時11分
そして、今回は追加の実験として、庇に簾(すだれ)を取り付けて、
簾のありと無しの違いも確認してみたいと思います。
↓AM7:28です
まだ、日差しが入ってきませんね。
↓AM8:55です
こちらもまだ日差しが入ってきません。
↓AM9:56です
手前側から東方面の光が入ってきました。
庇の効果もあり、大きな日陰が建物に浮かび上がっています。
↓AM10:55です
庇の効果もあり、窓下まで日陰が出来ていますね。
実験の途中ですが、ここで問題発生。。。
11時から13時まで雲に覆われまさかの日陰が確認できない状況に。。。
しかし、雲の隙間から光が射してきましたので、途中2時間は取れませんでしたが、続けます。
↓PM13:04です
庇の影が小さくなり、窓の下端に光が射しこんできました。
↓ここで事務所内の状況です
事務所内がごちゃごちゃしていますが。。。
3.6mある窓の左側に簾あり、右側に簾無しとなっています。
この窓枠を見てみると。。。
↓PM13:11の室内の簾の無し窓枠です
窓枠内に日差しが入っています。
この窓枠に差し込んでる日射が室内の温度を上げる原因になっています。
↓PM13:11の簾ありの窓枠です
簾があることで日射を遮ってくれていますね。
外部に簾があることで、室内への日射量を減らすことができます。
夏場も室内の温度を下げるには簾は効果がありそうです。
↓PM14:37です
窓下の日陰が半分くらいになりました。
↓PM14:42です
窓枠のさらに内側まで日射が入ってきました。
↓入ってきた日射の長さを確認すると。。。
だいたい30cmですね。
↓PM16:12です
太陽が西側に移動してるので、庇の日陰も大きくなってきました。
ここからは西側の西日が本格的に入ってきます。
↓PM16:13です
室内に入ってくる日射も減っていますね。
↓PM17:09です
南側の影が大きくなってきています。
↓PM18:50です
日の入りまであと20分くらいです。
日射はほとんどなくなりました。
庇によって室内への日射量が減ること、また、簾を取り付けることでさらに室内への日射を遮れることがわかりましたね。
前回のブログで温度を測る予定でしたが、バタバタしてしまい忘れました。。。
それはまた次回の実験で。
つづく
第一建築業