今日は修理の現場からです。
住宅内のメーカー建具(通称、「ユニット建具」と呼んでいます、ちなみに建具屋さんに作ってもらうのは「建具」と区別しています)の調子が悪くなったのでレールの交換を行いました。
引き戸の建具ですが、締めてもしっかり締まらずに建具が少し戻ってしまいます。
中越沖地震後から発生していたようですが、最近、顕著に動き、また、戸車の金具がレールに擦れて不快音がしていました。
日常のちょっとした動作の不具合がストレスで積み重なっていました。
↑1本引きのレールです。
↑小バリをかけて、レールを取り外します。
↑新しいレールを入れる前に今までの誇りをきれいに取ります。
ガムテープで細かいゴミも粘着してとります。
↑新しいレールです。
↑長めに用意してもらったのでアルミノコギリでちょうどいい長さにカットして取り付けます。
見ずにはめるときは「当て木」でレールを歪ませないように取り付けます。
↑さらに建具枠の天井部分に引き戸ストッパーを取り付けました。
ユニット建具の溝に入るように板金鋏でカットしてビス穴に取り付けました。
無事に音も動きも完全しました。
日常のストレスが改善されたと喜んでいただけました。
住宅のちょっとした悩みやストレスが改善されると安心しますね。
つづく。
第一建築業
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