今日も引き続きリフォームの現場からです。
居間の畳の表替えの間に、畳の下に敷いてある「荒床(あらゆか)」の張り替えを行います。
荒床は畳の下に敷いてある下地です。
今までは合板を敷いていましたが、今回は杉板に張り替えます。
まずは。。。
↑25年前の住宅でしたので、まだ床下に断熱材が入っていませんでした。
今回は荒床の下の根太(ねだ)の間に断熱材を挟み込みます。
これだけでも床下からの熱の流出は抑えられます。
底冷え防止のための断熱工事です。
せっかく、荒床を張り替えるので、金額は追加しますが、その後の生活し易さは大きく改善されると考えています。
↑そして、これが荒床です。
無垢(むく)の杉板です。
合板と違い、糊も入っていないので、調湿効果もあり、畳下地には適しています。
この杉板は表面を削らず、荒木(あらき 表面がけさばる)のままにしています。
削ってしまうと板の厚さが薄くなるので、削らずに敷いていきます。
↑敷きこむとこんな感じです。
無垢材は違いますね、杉のいい香りが包んでいました。
つづく。
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