昨日に引き続き、クロスの張り替え現場からです。
今まで張ってあったクロスを剥がしたら、下地にひと手間加えます。
壁には石膏ボードが張ってありますが、建築時から数十年経っているので、継ぎ目部分で凹凸がでたり、地震の影響で亀裂が張っている個所があるので、ビスで締め直します。
↑写真の茶色い部分がビスを打ち直した箇所です。
今まで打ってあったビスと競合しないように、打ちこみ位置をずらしてビスを締め直します。
もう1つ、お寺の床板張り替えも加工が行われています。
↑抱くくさんの村山さんが加工しています。
この床板の厚さ7cmです。
一般住宅で使用する床板はだいたい、1.2cmから1.5cmくらいですから、加工も手間がかかります。
↑床板の裏側を削り、床下から潜って、楔(くさび)を打って、床板が動かないようにします。
↑床板同士の継ぎ手も咬み合わせを入れています。
「ねじれ止め」として作用します。
一般住宅とは違った造作です。
つづく。
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