『剣野町の家』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3447回:『剣野町の家』庇の取付と軒天工事
本日は外壁張り工事です。
↓板金で出隅を付けてもらいます
出隅とは、角のとんがっている部分の事です。
出隅を取付けずに納める場合もありますが、その場合、木材の小口が現しになります。
木材は小口から水を吸います。
↓こちらは出隅なしの木材の納まりです
赤丸で囲んだ部分が木材の小口になります。
ここから水を吸うと、膨張伸縮するので、杉板で割れや反りが発生しやすくなります。
こちらは築18年目の表しの杉板仕上げです。
小口で割れや反りが見れます。
それを抑えるために、出隅材を取り付けます。
↓外壁の杉板を張っていきます
下から重ねて張っていきますよ。
↓どんどん張っていきます
↓色むらがあるのは、塗料の攪拌不足です…
外壁材の塗装する時は表面だけに塗装すると反りやすくなるので、事前に両面に大工さんで塗装してもらいました。
↓こちらが塗装の工程です
第3418回:『剣野町の家』杉板(外壁)の塗装工事
色むらはありますが、表面は塗装屋さんに仕上げしてもらいますよ。
↓出隅の部分です
杉板の小口が隠れるようになります。
↓窓や、換気扇の管は加工しながら張ります
↓外壁材を止める釘はステンレス製の釘です
◆見学会のお知らせ◆
1/27(土)28(日)に『剣野町の家』の完成見学会を開催いたします。
介護を見据えた暮らしをご提案いたします。
ご興味のある方はご連絡お待ちしております。
『剣野町の家』完成見学会予約ページ
つづく。
第一建築業