今日は午後からこれから予定している外壁の塗装工事の現場確認に行ってきました。
昔に比べて図面もしっかり残っていたり、写真もありますが、やはり現場を見るのが一番重要です。
写真や図面や電話では分からないことが現場には色々隠れています。
↑例えば、エアコンの室外機だったり。
養生で囲わなければいけませんし、場合によっては外して工事することもあります。
写真は無いですが、給湯器やエコキュート、ガスメーターなどもあります。
↑例えばアンテナだったり。
もちろん、養生が必要ですし、何かが当たって向きがズレると受信状況が悪くなります。
↑例えば外壁の傷みであったり。
大きな自信を経験している建物であれば、窓の角の部分で外壁の亀裂が発生している可能性があります。
↑たとえば、外壁の継ぎ目のコーキングであったり。
継ぎ目や窓周りに使用するコーキングは5年から7年で劣化が始まります。
そのままにしておくと雨漏りなどの可能性もあります。
↑たとえば庭木だったり。
足場で囲う際、傷めないようにまた、うまく避けながら足場を立てる必要があります。
↑例えば、住宅に隣接しているカーポートであったり。
色々注意すべき点はあります。
また、お客さんの要望の工事だけではなく、他にも問題な個所がないか確認する必要もあるんです。
せっかく足場まで組み立てて工事するのに、「あの時は工事しませんでした」なんて言って、
また、足場を組み立てて工事をするんでは2度手間ですからね。
(もちろん、無理やり工事を強要する訳ではなく、問題点の報告は必要です、予算の中で必要な工事の提案です)
「踊る大捜査線」の「青島刑事」も言っていました。
「事件は会議室でおきているんじゃない、現場で起きているんだ!」っと。
ホントその通りだと思います。
平面図やCAD(図面を書くコンピュータ)の上に家は建ちません。
つづく。