耐震補強の現場からです。
今日は土台上げがありました。
縁側の廊下が傾いているので、その部分の土台を上げます。
(地盤が弱くて建物全体が傾く、もしくは沈んでいる場合は、大がかりになります。)
事前にレーザーレベル(水平高さを確認し、傾きを調べます)
今回は一番下がっていたところで、18mmでした。
床をはがして、油圧式ジャッキを設置します。
力がかかる部分(柱の下)の周りにジャッキを設置します。
そして土台を持ち上げます。
部分改修なので、あまり上げ過ぎるとサッシなどが歪んでしまう為、細心の注意を払います。
また、地盤が土の場合、上に上がらず、下に沈む場合があるので、地盤を締めながら上げていきます。
上がった!
この隙間にパッキンを挿み高さを調整します。
(もっと大きく持ち上げる時は基礎を増して、その上に土台を乗せます)
どうやっても力が伝わらずに上がらない時もあるのですが、上がってよかったです。